グルジャ惨劇から10周年

 
1997年2月5日、グルジャで最大規模の衝突が起き、多くの犠牲者が出ました。
中国当局に対する抗議行動として、平和的なデモが行われましたが、治安部隊によってその場で100人以上が殺害されました。
また数週間で、デモに参加したという理由により数千人が拘束され、数百人が処刑されたようです。
真冬の野外に数百人の囚人を集め消防ホースで水をかけ、多くの人が凍傷によって手足を切断せざるを得なくなったなどの報告もあります。
 
デモが発生したのは、マシュラップという地域の集まり(収穫祭などでよく行われる)を、中国当局が禁止したことが原因であろうとされています。
マシュラップは地域の人々の連帯を醸成し、特に若者をアルコールやドラッグなどから守る役割を果たしていました。しかし中国政府は、この集まりが民族分離主義の温床になるのではないかと恐れ、中止したと考えられます。
 
毎年この時期に、東トルキスタンの人々は亡命先で、中国政府への抗議デモなどを行っています。
 
 
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